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【Accadeia in Cucina】〜栗、クリ、くり♪〜 10月6日(水)

花装飾Campanula Maya主宰の麻弥先生をRistorante Ritzにお迎えして開催する、恒例のアレンジメントと料理のコラボレッスン。次回のテーマは「栗」。

毎年、初物の栗を最初に見かけた瞬間から、そわそわと気がはやります。限られた期間しか食べられない栗だからこそ、めいっぱい栗におぼれたい。そんな栗バカは私だけではなかったようです。皆様からの熱いご要望にお応えして、ついに実現しました。

栗をモチーフにした秋の花装飾を習い、各自の作品を完成させたあとは、産地直送の和栗をふんだんに使った前菜からプリモ、メイン、ドルチェまで栗づくしイタリア家庭料理フルコースを堪能するという、まさに栗におぼれる企画。栗を愛してやまない皆様のご参加をお待ちしております。

場所:リストランテ・リッツ(拙宅)
日時:10月8日(水)11:30〜(終了予定15:30)
会費:8,000円(アレンジメントおよび料理の材料費、受講費、飲食代込み)

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(写真は過去のRistorante Ritz の栗料理より。当日のメニューは、栗好きの皆様には、参加してからのお楽しみということでお願いします)

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PIATTI岡田店長とのコラボレーションセミナー@日伊協会。今回のテーマはバルサミコ酢。

(以下、日伊協会HP上の案内文より)
バルサミコ酢ってどんな風に使うの?とは良く聞く話です。
値段の違いや表記の違いなど、少々わかりにくい部分もあります。もともと貴族階級の花嫁道具に使われたという“上流社会のとっておき”だっただけに秘密の部分が多く、それが一層ミステリアスなものとされる所以とされています。現代では12年熟成以上の”伝統的”と名のつく厳格で崇高なタイプと、それ以外の比較的縛りの緩やかなポピュラーなものがあり、これが消費側にとっていよいよミステリアスなものになっています。今回のセミナーでは製造方法や熟成年数の異なるタイプを試食しながらその違いを知って頂き、さらに山中氏によるバルサミコ酢を使った美味しいレシピをご紹介いたします。 当日はバルサミコ酢をはじめ、イタリア食材の販売もいたします。ご自宅でも「イタリア」気分を満喫ください。

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今回は、会員限定企画で昼の部夜の部の二回開催。いつもより人数をしぼらせていただいたものの、参加者の皆さんとより近い距離感で、岡田店長のトークもいっそう冴えまくっていました。
私の方ではバルサミコ酢の種類によって使い分ける料理のヒントをご紹介。

★Frittata di cipolle e zucchiniタマネギとズッキーニの卵焼き
とろっとした甘みのある熟成バルサミコ酢の使い方の提案として、オムレツでお試しいただきました。他に揚げ物、ハンバーグにかけてもよく合います。ソースやケチャップがわりにどんどん気軽に使ってみてください。

Fusilli al ragu di pollo al aceto balsamico鶏のラグー、バルサミコ風味
比較的リーズナブルなさらさらバルサミコは隠し味としてトマトソースやラグーにちょっと加えて煮詰めれば、味にぐっと深みが。思い切ってたくさん加えて、お酢の酸味とバルサミコならではの甘みを存分に楽しむという手も。

Maiale arrosto con aceto balsamico簡単豚ヒレ肉のロースト
フライパンでお肉を焼いたあと、同じフライパンにバルサミコ酢を注ぎ、手早くとろとろになるまで煮詰めればバルサミコソースのできあがり。焼いたお肉の上にたっぷりかけて。

 

 

 

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福岡から三嶋亜希子さん(骨董商・器コーディネータ・杜鵑草主宰)をお招きして開催する「骨董で楽しむイタリアン」の第3回目(前回の様子はこちら)。今回は、より多くの方にご参加いただけるよう、3日間(3回)設けました。また前回にひきつづきメニューや使用する器も毎日すべて変えるのはもちろん、今回は古伊万里などの磁器のみならず今回は盆や塗り物などたくさんご用意し、骨董の可能性を最大限に引き出す試みをしました。その中からいくつかを抜粋してご紹介します。

 

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Antipasto misto in scatola laccata前菜重
ウンブリア風クロスティーニのミスト、トマトの詰め物、白いんげん豆のアンチョビ風味


重箱: 宝尽し文 輪島塗梨子地 五段重 明治時代
蕎麦猪口: 格子文 市松幾何文 江戸後期
お重はお正月だけのものではありません。今回はクロスティーニやパンを並べたり、中に蕎麦猪口を入れれば豆などの細かい形状の料理も美しく盛ることができます。一段一段、蓋を開けて行くのもお重ならではの楽しみ。お重こそ、日常のさまざまな場面で、さまざまな料理にどんどん生かせる便利ものです。

10151996_10202441373789105_1778390579_nRisotto di Hinamatsuriひな祭りのリゾット

ハマグリとアサリのおだしで作るリゾット。菜の花と帆立も加え、ひな祭りの料理をイタリアンで表現しました。


茶碗: 染付 飯茶碗 江戸後期受け皿: 染付 山水画文 七寸皿 江戸後期

見てるだけでは何の変哲もない、染付の皿ですが、料理を盛った途端に一変して息吹が吹き込まれるのがわかります。何より丈夫なのもこの手の皿ならでは。日々の食卓にのぼる回数が一番多くなるお皿です。

 

 

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Tortelliniトルテッリーニ

リストランテ・リッツの定番料理、トルテッリーニ。鶏と野菜だけを6時間煮込んだ黄金色スープで頂きます。


なます皿:染付 花文、亀甲文皿 江戸後期
受け皿:色絵菊文八寸皿  江戸後期
このなます皿の裏面に入っている渦福という窯印、これこそが器の出どころを裏づける価値あるもの。汁物から煮物、なんでも取り分けられる重宝皿は骨董の入門編としてもお薦めです。

 
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Risotto alla crema di asparagi con gamberettiアスパラと小エビのリゾット

アスパラガスを丁寧に炒めてピュレにすることで、その香りがいっぱいに広がるリゾットに。パルミジャーノをたっぷりつかっていっそうまろやかに。


茶碗: 染付 麒麟文 飯茶碗 江戸後期
受け皿: 色絵菊文八寸皿  江戸後期
年々探すのが難しくなっている、貴重な5枚揃った八寸皿。こうして受け皿としても使用でき、またこれ一枚セットするだけでテーブルでポジションが決まるため、テーブルセッティングには欠かせません。

 

 

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Pollo saporito con olive nere鶏の黒オリーブ煮込み

肉をオリーブオイルと白ワインに十分にマリネしてから鍋で火を通すことで、ふわふわの食感を生み出します。シンプルな中に鶏のうまみとやさしさが広がる一品。


鉢:草花文 染付大鉢 江戸後期
伊万里の大鉢。ところどころに入っている緑のさし色がお料理をぐっと引き立てます。実はこの緑の釉薬なども時代を見分ける大きなポイントのひとつです。

 

 

 

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Panna cotta Bologneseボローニャ風パンナコッタ

卵の白身と生クリームを、低温のオーブンでじっくり蒸し焼きにするボローニャ式のパンナコッタです。


蛸唐草文 長皿 江戸後期
長皿はちょっと上級者好みになりますが、案外使い回しがきくお皿。2種の異なるデザートを盛り合わせたり、数種の前菜を少しずつ並べたりと、空間を生かすのがポイント。

おかげさまで4月4日〜6日の全日程とも満席となった「第3回骨董で楽しむイタリアン」。
多くの方を断腸の思いでお断りするほどたくさんのお問い合わせを頂きました。そこで感謝とお詫びの気持ちを込めて最後にもう一回だけ、気軽なバール形式で開催します。題して「骨董で楽しむアペリティーヴォ」。三嶋さんが福岡に帰る前日、今回お嫁に行きそびれた器たちを撤収・梱包する4月8日(火)の夕刻16時〜21時くらいまで。お夕飯前にちょろっと小一時間覗きにくるだけでも、あるいは会社帰りにさくっと寄るだけでも、もちろん長っ尻の方も大歓迎。アペリティーヴォの形ですが、お酒類やおつまみだけでなくパスタやちょっとしたお料理もご用意する予定です。骨董とのおつきあいは出会いがすべて。段ボールに詰め込まれてしまう前に、あなたとの出会いを待っている器があるかもしれません。どうぞお見逃しなく。

会費:¥1.000
時間:4月8日(火)16時〜21時くらいまで開放してますのでお好きな時間にお越しください。
お問い合わせ、お申し込み:当HPのcontattiメールフォームにて。初めての方には別途場所のご案内を差し上げます。

*定員は設けておりませんので、拙宅にいらしたことがある方は特にお申し込みは不要ですが、大体の人数を把握したいので、ご一報いただけますと幸いです。

2014年4月4日・5日・6日 「骨董で楽しむイタリアン」参加者募集のお知らせ

リストランテ・リッツの料理教室に、福岡在住の器コーディネーターで骨董商の三嶋亜希子さんをお迎えして、骨董の器でイタリア家庭料理を味わう「骨董で楽しむイタリアン」。ご要望にお応えして、桜前線とともに再び三嶋さんが九州からやってきます。

イタリア各地のマンマ直伝の料理を一緒に作り、プロの目利きで選んだ骨董の器に盛りつけ、全員でフルコースの食卓をわいわい囲みながら骨董のいろはも学べてしまう。つまり、料理教室であり骨董教室でもありながら、実は宴会でもあります。料理が苦手でも、骨董の知識がなくても、興味のある方ならどなたでも参加できます。お気軽にどうぞ。

日時:
①4月4日(金)②4月5日(土) ③4月6日(日)いずれも午後2時〜
(終了時間は未定。できれば後に予定を入れずにおいでください)

場所:拙宅「リストランテ・リッツ」
(東京都目黒区。参加者に別途詳細をご案内)

参加費:5,000円(飲食代込み)
申し込み・お問い合わせ:
当HPのContattiお問い合わせフォームにて。メール(ritsuko.yamanaka@dentsu.co.jp)でも受け付けます。
九州といえば磁器や陶器、そして骨董の宝庫。福岡郊外の山里に一軒家を構える三嶋さんは、加えて山の草木など自然のモチーフを利用したテーブルコーディネートも得意としていて、季節感あふれる三嶋流演出がマンマの味をいっそう引き立てます。ちなみに気になった器があればそっと裏を見て頂き、プライスシールが貼ってあるものはその場でご購入頂ける商品。マンマの料理に、日本の骨董に、テーブルコーディネート。当日体得したすべてものは家に帰ってから丸ごと再現できるというわけです。

ところで、敷居の高いはずの骨董になぜイタリア料理が合うのか。それはひとえに私の料理が決して高級でおしゃれなイタリアンではないからかもしれません。私が常々大事にしているのは、イタリア各地の肝っ玉マンマたちに習った愛情いっぱいの田舎料理を、そのまんま再現して皆さんにお伝えすること。そこには、私たち日本人が忘れかけていた古き良き日本の原風景と同じ匂いがあります。どこか懐かしくて優しい味わいがあります。イタリアの家庭に脈々と受け継がれてきた郷土料理だからこそ、100年前の日本の食卓で活躍した器に合わないはずがないのだと思います。
とっつきにくい骨董の敷居を一気に低くしてしまうのも、イタリア家庭料理だから成せる技。素朴で気取らないマンマの料理とワインが絶えない賑やかな食卓を囲むうち、気がつけば手にしている骨董の器たちもぐっと身近な存在になっているはず。そして「イタリアの食×日本の美術」という組み合わせを架け橋に、二つの国の美意識や精神性の共通点を、よりいっそう、そしてたくさん感じることと思います。

 

前回の写真など詳しい報告は、先の「2013.11/9.10【Accademia in Cucina】骨董で楽しむイタリアン、盛会報告」をご覧ください。
↓↓↓

 

福岡在住の骨董商で器コーディネーターの三嶋亜希子氏をお迎えし、骨董の器にイタリア家庭料理を盛りつけて、料理を味わいながら骨董を学んでしまおうという「骨董で楽しむイタリアン」。料理教室であり、骨董教室であり、実のところ宴会でもあるこの企画、10年ぶりの満を持しての開催でしたが二日とも満員御礼。半日たっぷり、楽しい時を過ごしました。

骨董をぐっと身近な存在にしてくれるのも、決しておしゃれなイタリア料理ではなく、イタリア各地のマンマ直伝の田舎料理だから。自然の恵みを大切にした素朴な味わいは、日本人が忘れかけている古き良き日本の原風景がある。どこか懐かしい優しさがある。だから、100年前の日本の食卓で活躍していた器たちにもしっくりくるのかもしれません。そして取っつきにくかった骨董の器に、ぽっと温かい息吹を吹き込んでくれるのです。

骨董の幅広い魅力をより引き出すために、料理は二日それぞれ違う内容のフルコースをご用意しました。その中から、いくつかピックアップして器の説明とともにご紹介します。

Penne alla zingaraジプシー風ペンネ

トマト缶、ツナ缶、黒オリーブ、生ハムまたはスペックさえあればできてしまう超簡単レシピ。生ハム以外は瓶詰め、缶詰だけで足りてしまうことを思うと、非常食パスタとも言えるかもしれませんが、急なお客様のおもてなしにもぴったりのマンマの技ありパスタです。

器:
明治 印判ねじり文 鉢
時代は比較的新しいものですが、人気のねじり文様で状態のいいものは、掘り出し物。真っ赤なトマトソースと濃い藍の対照的な色が、お互いを引き立て合います。

 

Tortelli di zuccaカボチャのトルテッリ

生パスタの生地を練るところから参加者全員で。小麦粉と卵だけしか使わない生地はエミリア・ロマーニャのマンマ式。カボチャのペーストを巻き込んだトルテッリはシンプルなセージバターで頂きます。
器:
手前  江戸後期 色絵 蓋付碗
手前  江戸後期 色絵八寸菊花文
左奥  江戸後期 唐草文 猪口 ・江戸後期 輪島塗 小皿
右奥  江戸後期 山水文 豆皿
トルテッリを盛った碗には、同じく色絵の八寸皿を受け皿として。時代が共通の色絵同士は、もともと揃いでなくてもセットとして使用できるので重宝します。すりおろしたパルミジャーノは蕎麦猪口に。輪島塗の小皿は茶托のようにして。珍しい長方形の豆皿は人数分用意し、パン用のオリーブオイルを入れました。

 

Pollo con uva若鶏のコニャックぶどう煮込み

バローロ、バルバレスコなど高級赤ワインの名産地、ピエモンテ州ランゲ丘陵のリストランテで習った田舎料理。コニャックに漬け込んだぶどうを使った大人の甘みがクセになる。鶏肉とは思えない濃厚な肉料理。
器:
江戸後期 染付楼閣山水文 大鉢
艶のある藍の染付と生地の色合いは、時代をしっかり裏付けるもの。深すぎず、浅すぎず、煮込み料理などに最適な鉢です。

 

Budino di Castagne小布施栗のプリン

せっせとむいた茹で栗を、さらにひたすら裏漉すという地道な作業を乗り越えて、日本随一のブランド和栗を惜しみなく使った、栗よりも濃厚な栗のプリン。家庭だからこそ実現できる贅沢ドルチェです。
器:
手前  江戸後期 輪花窓絵皿
左奥  江戸中期 草花文猪口
江戸後期 輪島塗 小皿
右奥  江戸後期 猪口
魚肉を酢に漬け込んで食べるという食文化の進歩から生まれたなます皿。深みのある形はプリンやジェラートのようなデザートにうってつけ。和栗という旬の和の素材にもぴったりです。カップッチーノは蕎麦猪口で。小皿に使用した黒い輪島とミルクのコントラスも生えます。

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ご参加いただいた方は、いつものリストランテ・リッツの料理教室のように、老若男女さまざま。でも骨董への情熱や好奇心はみなさんとっても旺盛で、とても充実した時間を過ごしました。今回は求めていた器と一生の出会いを果たし、お求めいただいた方も多くいらっしゃいました。イタリアのマンマの料理が、新しい出会いに一役買えたことを思うと、主催者としても嬉しい限り。次回は春の開催を予定しています。

 

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花装飾カムパニュラ・マヤ主宰のマヤ先生と、コラボレッスン「秋の恵み」を開催しました。
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麦の穂を描くように綴じるサルデーニャ地方の名物手打ちパスタ「クルジョニス」にちなんで麦を使ったアレンジを制作。リースにもテーブル飾りにもなってクリスマスまで活躍しそう。料理の方は他に、余ったパスタ生地をガルガネッリにして「いろいろキノコと栗とエビのパスタGarganelli con funghi misti, gamberini e castagne」、メインは「コニャック漬けブドウと鶏肉の煮込みPollo con uva」、そしてドルチェは満を持して「栗のセミフレッドSemifredo di castagna」。麦つながり料理のつもりが、結局栗づくしに。Maya先生、来年はイガ栗を使ったアレンジをぜひ。笑。

Campanula Maya×Ristorante Ritz
花装飾カムパニュラ・マヤ主宰のマヤ先生と、コラボレッスン「ハロウィンを飾ろう、食べよう」を開催しました。

 

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カムパニュラ・マヤとリストランテ・リッツのレッスンコラボ~ハロウィンを飾ろう、食べよう~盛会御礼。マヤ先生の手にかかるとハロウィンの花装飾もぐっと上品に。料理も負けじと気合が入ります。Risotto di zuccaカボチャのリゾット、Stufato豚肉のピエモンテ風煮込み、Budino di zuccaカボチャのプリン。秋晴れの日差し込む中、一足早く大人のハロウィン・フェスタ、楽しいひと時を皆様ありがとうございました。

【Accademia in Cucina】11月9日(土) 11月10日(日)

アッカデミア・イン・クチーナ(=キッチンで芸磨き)と称して、
キッチンを舞台に、料理だけでなくいろんな芸を磨いでしまおうという企画。
11月は、「杜鵑(ほととぎす)」主宰・福岡在住の器コーディネーターで骨董商の
三嶋亜希子さんをお迎えして「和食器/骨董で楽しむイタリアン」。

九州といえば磁器や陶器、骨董の宝庫。
さらに福岡郊外の山里に一軒家を構える三嶋さんは、
山の草木や葉など自然のモチーフを利用した
テーブルコーディネートも得意としています。
今回も器だけでなく、草花や木の実まで九州から丸ごと持ち込んで、
イタリアの田舎料理を作り、そして食べながら
晩秋の自然の恵みあふれる三嶋流テーブルコーディネートを学びます。

ちなみに、気に入った器はちょっと裏を見て頂いて、お値段シールが貼ってあったら
そのままご購入、お持ち帰りいただける商品。
お料理にテーブルコーディネート、当日体得したものは
家に帰ってからまるごと再現できるというわけです。

ところで、なぜイタリアンに和食器?しかも骨董?と思うかもしれません。
でも、自分で言うのもなんですが、うちのイタリア料理は、なぜか和に合うのです。
常々私が大事にしているのは、イタリア各地のマンマたちに習った愛情いっぱいの料理を、
四季の自然の恵みあふれる味わいを、そのまんま再現して皆さんにお伝えすること。
そこには、私たち日本人が忘れかけていた古き良き日本の原風景と同じ匂いがあります。
どこか懐かしい優しさと大らかさがあります。
だから、和の器に盛りつけてもしっくりくる。
そして、イタリアの日本、二つの国の文化や美意識の意外な共通点を感じるはずです。

イタリアの田舎料理と、日本の器との心地よい組み合わせを
心行くまでお楽しみください。

①11月9日(土)「和食器で楽しむイタリアン」
場所:リストランテ・リッツ(拙宅)
時間:15:00~(終了予定18:30)
会費:5.000円(料理の材料費、飲食代込み)
テーマ:伝統的なものから現代作家のものまで、幅広い和食器にイタリア料理を盛りつけ、
テーブルコーディネートを学びながらイタリアンのフルコースを頂きます。
磁器、陶器からガラスまで和食器の魅力を楽しめます。
→ご要望の声にお応えして骨董も取り入れることになりました。

②11月10日(日)「骨董で楽しむイタリアン」
場所:リストランテ・リッツ(拙宅)
時間:11:00~(終了予定15:00)
会費:5.000円(料理の材料費、飲食代込み)
テーマ:磁器から漆まで、日本各地の骨董にイタリア料理を盛りつけ、
テーブルコーディネートを学びながらイタリアンのフルコースを頂きます。
骨董に接するのが初めての方も安心して骨董のいろはを初歩から学べます。

お申し込みはいずれも当ホームページcontattiフォームにて。
ご質問もお気軽にどうぞ。

 

 

【Accademia in Cucina】10/13(日)・10/30(水)
アッカデミア・イン・クチーナ(=キッチンで芸磨き)と称して、
キッチンを舞台に、料理だけでなく、いろんな芸を磨いてしまおうという企画。実に6年ぶりの開催です。
今回も花装飾家で「カムパニュラ・マヤ」主催の廣田麻弥さんをお迎えして、フラワーアレンジメントのレッスン。
異なるテーマで二回(10/13・10/30)開催します。
各回とも、作った作品はもちろんお持ち帰り頂けるほか、料理もすべてその場でいただきます。
作って、食べて、作って、愛でて、そして喋って…キッチンでの充実のひと時をお楽しみください。
   ※二回セットではありません。個別ごとに募集しています.

①10月13日(日) 「ハロウィンを飾ろう、食べよう」

 

 

 

 

場所:リストランテ・リッツ(拙宅)
時間: 11:00~(終了予定15:00)
会費: 8.000円(アレンジメント・料理の材料費、飲食代込み)
内容: 廣田麻弥さんからカボチャをあしらったアレンジメントを習います。
   料理はカボチャのリゾット、カボチャのドルチェ、他に肉料理を予定しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②10月30日(水) 「晩秋の恵み」

 

 

 

 

 

 

 

 

場所:リストランテ・リッツ(拙宅)
時間: 11:00~(終了予定15:00)
会費: 8.000円(アレンジメント・料理の材料費、飲食代込み)
内容: 廣田麻弥さんから、小麦をあしらった晩秋のアレンジを習います。
    落ち着いた色調でまとめる壁掛けスタイルの飾りはクリスマスのリースとしても。
    料理は、手打ちパスタを麦の穂を描くように綴じていくサルデーニャの詰め物パスタ他、
    秋の恵みを存分に感じる料理を予定しています。

 

 

 

 

 

 

 

 
持ち物など、詳細はお申込み後に別途お知らせいたします。

参加申し込みは当ホームページcontattiメールフォームにて。ご質問もお気軽にどうぞ。