【Corso di cucina /il 8 novembre】

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友人の職場の元同僚チームへの料理教室。半年〜1年に一度のペースだけど、
こうしてリストランテ・リッツで皆さんが同窓会のような時間を過ごしてくださるのは
私にとっても嬉しいこと。細く長〜く来ていただける場所でありたいなと思います。
イタリアの冬野菜、黒キャベツが出回り始めたのでリボッリータはじめ、
冬の家庭料理でほっこりした時間を過ごしました。

本日のメニュー il menu
「くるみソースと栗のパスタPasta al noce con castagne」
「リボッリータRibollita」
「ボローニャ風スカロッピーネScaloppine alla bolognese」
「ボローニャ風パンナコッタPanna cotta bolognese」

 

【秋です。栗です。というわけで料理教室も栗尽くしです。】

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今年は10月17日・18日の両日に「食べるだけの人も、作りたい人も、栗好き集まれ〜」の会を開催予定。その予行演習とばかりに、9月以降の料理教室では栗料理のオンパレード。中でも、FBやHPを見てくださったからからレシピを知りたいとのご要望が多く寄せられたのがこの一品。普段レシピは載せないのですが、特別にざっくりと。いえ、決してもったいぶってるわけではないのです。料理は作り手ひとり一人の勘や好みによって調整しながら、その人の“目分量”で完成されて初めて、各家庭での定番料理になっていくもの。またそれこそが私がみなさんにお伝えしたい“アバウトだからこそ温かい”イタリアのマンマの味なのです。私がアットホームな料理教室にこだわり、でも分量にはほとんどこだわらず、実際に同じ時間を共にして同じ料理を味わうことを大事にしているのも、そんなマンマたちの味を身体で知って欲しいから。なので以下にご紹介した手順はどうか皆さんが自由にアレンジしながら、あなた流に作っていただけると嬉しく思います。

Rotolo di pollo con castagna
栗入り鶏のロール焼き

①鶏もも肉は、包丁で一部を開くようにしてできるだけ均一の厚みになるように広げる。
②ここへ、太巻きを作る要領で、ミンチ肉(※1)を敷き、その上に茹で栗を隙間なく置いてから、ぐるっと巻いて糸で縛る。
③全体に香草(※2)とニンニクのみじん切りと塩・コショウをすり込んで耐熱皿に並べ、白ワインと水を半々ずつ2〜3センチほど入れ、190〜200度くらいに熱したオーブンで1時間ほど焼く。途中何度がひっくりかえしながら。焼き上がったら糸をはずして好みの厚さにスライスする。
④肉に添える栗ソースを作る場合は、茹で栗を裏漉して、耐熱皿に残った焼き汁とを水を味を調整しながら加え、なめらかなソースにする。

※1)豚肉だけでもよいが、パンチェタや生ハム、ベーコンなどを加えると風味が増す。フードプロセッサでミンチ状にし、そこにローズマリーやタイム、セージなど好みの香草のみじん切り、塩、コショウ、小麦粉とパン粉を加えたもの。
※2)同じくローズマリー、タイム、セージなど肉と相性のよい好みの香草で可。

【毎年恒例、双Bを祝ってもらうための自己中心的料理教室】

「双子座B型」2人組(今年は3人組)を祝ってもらうために
誕生日周辺に仲間を呼びつけるという毎年恒例の自己中心的料理教室。
リクエストのネギ坊主に加え、同じく「かほくイタリア野菜」から満を持して注文した
花ズッキーニには型くずれしないようそっとティッシュが。
旬の素材を追い求めたメニュー構成にしたら、前菜からドルチェまで見事にグリーンに。
初夏の畑の底力を食べ尽し、悪名高き双Bの毒をデトックス。
四十ウン歳も頑張って参りたいと思います。

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il menu

Fiori di zucca fritti ripieni
(リコッタとほうれん草のペーストを詰めた花ズッキーニのフリット)
Fiori di porro fritti ripieni
(モッツァレッラとアンチョビを詰めたネギの花のフリット)
Pasta con asparagi, vongole e Hamaguri
(アスパラとアサリ・ハマグリのパスタ)
Risotto di fave con gamberetti
(空豆と小エビのリゾット)
Zucchini ripieni al forno
(ズッキーニの肉詰めを今日はオーブン仕立てで)
Gelato di melone
(メロンのジェラート)

1491713_10204380395983448_8409492053858160557_n諸般の事情により四ヶ月ほどお休みさせていただいてましたが、料理教室再開します。再始動の第一弾を飾るには思い切り姑息な企画ですが、一部の方からリクエストのあった「パスタを茹でる時間内でつくる料理」シリーズです。

日時:2015年4月29日(祝) 13:00〜
会費:5.000円(材料費、飲食代込み)
持ち物:エプロン 筆記具
内容:パスタをゆでる深鍋に水を張り火にかけた瞬間から、1から料理をスタート、パスタが茹で上がるまでの間にパスタソースと肉料理をつくります。
ただし、それだけだと30分もかからずして終わってしまうので、他に時間をかけてもう一品、そしてドルチェもつくります。

参加申し込み、お問い合わせは【contatti】お問い合わせフォームからどうぞ。