2006年8月

2006年8月
今月の【料理教室】から、この一品 
Spaghetti alle vongole e cozze(スパゲッティ アッレ ヴォンゴレ エ コッツェ)
ヴォンゴレとムール貝のスパゲッティ

8月5日(土)。
猛暑の中、今月の【OPEN料理教室】も満員御礼。
このオープンスタイルの教室では、
なんといっても毎回多彩なゲストが初登場してくださることが、私にとっての最大の魅力。
今日のメイン・ゲストは、なんと、男性!しかも熟年です!
某大学病院でこの春定年を迎えるまで小児外科部長をお勤め上げた、
とはいえ新しい病院でまだまだ外来を担当なさっているという名ドクター。
ご自宅でも毎週末、ご家族のためにお台所に立つというイタリア通のお料理上手で、
来月には、ご長男のお嫁さんをイタリアンのフルコースでもてなすご予定とか。
いいな~…お嫁さん。

今月のメニューは、
Antipasito:Verdune ripiene(野菜の詰め物)
→Primo:Spaghetti alle vongole e cozze(アサリとムール貝のスパゲッティ)
→Secondo:Pollo con uva(若鶏とマスカットのソテー)
→Dolce:Spumone(セミフレッド)

この中で今回は
「うん、ここのレシピはいただき。息子夫婦が来たときに、これ作ろう!」
と先生にお買い上げいただいた「アサリとムース貝」のスパゲッティ。
このレシピ、決め手は、アサリとムール貝を惜しみなく使うこと。
そして貝だけを先に蒸し焼きにしてむき身にし、う~んとこまかく刻んでペースト状にしてしまうこと。
それらを改めてフライパンでニンニクとともに炒めること。
ミートソースの魚介版とも言いたくなるようなアサリとムールのミンチが、
パスタとよく絡まって、潮の香りを存分に堪能できる夏らしい一品。

ところで、
メスを包丁に持ちかえた先生の背中もまた素敵。
また1人、「理想の舅」が増えてしまいました。