【Corso di cucina /il 8 novembre】


友人の職場の元同僚チームへの料理教室。半年〜1年に一度のペースだけど、
こうしてリストランテ・リッツで皆さんが同窓会のような時間を過ごしてくださるのは
私にとっても嬉しいこと。細く長〜く来ていただける場所でありたいなと思います。
イタリアの冬野菜、黒キャベツが出回り始めたのでリボッリータはじめ、
冬の家庭料理でほっこりした時間を過ごしました。
本日のメニュー il menu
「くるみソースと栗のパスタPasta al noce con castagne」
「リボッリータRibollita」
「ボローニャ風スカロッピーネScaloppine alla bolognese」
「ボローニャ風パンナコッタPanna cotta bolognese」
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2015年11月の料理教室から はコメントを受け付けていません | 11月 10th, 2015
【秋です。栗です。というわけで料理教室も栗尽くしです。】

今年は10月17日・18日の両日に「食べるだけの人も、作りたい人も、栗好き集まれ〜」の会を開催予定。その予行演習とばかりに、9月以降の料理教室では栗料理のオンパレード。中でも、FBやHPを見てくださったからからレシピを知りたいとのご要望が多く寄せられたのがこの一品。普段レシピは載せないのですが、特別にざっくりと。いえ、決してもったいぶってるわけではないのです。料理は作り手ひとり一人の勘や好みによって調整しながら、その人の“目分量”で完成されて初めて、各家庭での定番料理になっていくもの。またそれこそが私がみなさんにお伝えしたい“アバウトだからこそ温かい”イタリアのマンマの味なのです。私がアットホームな料理教室にこだわり、でも分量にはほとんどこだわらず、実際に同じ時間を共にして同じ料理を味わうことを大事にしているのも、そんなマンマたちの味を身体で知って欲しいから。なので以下にご紹介した手順はどうか皆さんが自由にアレンジしながら、あなた流に作っていただけると嬉しく思います。
Rotolo di pollo con castagna
栗入り鶏のロール焼き
①鶏もも肉は、包丁で一部を開くようにしてできるだけ均一の厚みになるように広げる。
②ここへ、太巻きを作る要領で、ミンチ肉(※1)を敷き、その上に茹で栗を隙間なく置いてから、ぐるっと巻いて糸で縛る。
③全体に香草(※2)とニンニクのみじん切りと塩・コショウをすり込んで耐熱皿に並べ、白ワインと水を半々ずつ2〜3センチほど入れ、190〜200度くらいに熱したオーブンで1時間ほど焼く。途中何度がひっくりかえしながら。焼き上がったら糸をはずして好みの厚さにスライスする。
④肉に添える栗ソースを作る場合は、茹で栗を裏漉して、耐熱皿に残った焼き汁とを水を味を調整しながら加え、なめらかなソースにする。
※1)豚肉だけでもよいが、パンチェタや生ハム、ベーコンなどを加えると風味が増す。フードプロセッサでミンチ状にし、そこにローズマリーやタイム、セージなど好みの香草のみじん切り、塩、コショウ、小麦粉とパン粉を加えたもの。
※2)同じくローズマリー、タイム、セージなど肉と相性のよい好みの香草で可。
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2015年9月の料理教室から はコメントを受け付けていません | 10月 9th, 2015
【毎年恒例、双Bを祝ってもらうための自己中心的料理教室】
「双子座B型」2人組(今年は3人組)を祝ってもらうために
誕生日周辺に仲間を呼びつけるという毎年恒例の自己中心的料理教室。
リクエストのネギ坊主に加え、同じく「かほくイタリア野菜」から満を持して注文した
花ズッキーニには型くずれしないようそっとティッシュが。
旬の素材を追い求めたメニュー構成にしたら、前菜からドルチェまで見事にグリーンに。
初夏の畑の底力を食べ尽し、悪名高き双Bの毒をデトックス。
四十ウン歳も頑張って参りたいと思います。






il menu
Fiori di zucca fritti ripieni
(リコッタとほうれん草のペーストを詰めた花ズッキーニのフリット)
Fiori di porro fritti ripieni
(モッツァレッラとアンチョビを詰めたネギの花のフリット)
Pasta con asparagi, vongole e Hamaguri
(アスパラとアサリ・ハマグリのパスタ)
Risotto di fave con gamberetti
(空豆と小エビのリゾット)
Zucchini ripieni al forno
(ズッキーニの肉詰めを今日はオーブン仕立てで)
Gelato di melone
(メロンのジェラート)
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2015年5月の料理教室から はコメントを受け付けていません | 6月 4th, 2015
諸般の事情により四ヶ月ほどお休みさせていただいてましたが、料理教室再開します。再始動の第一弾を飾るには思い切り姑息な企画ですが、一部の方からリクエストのあった「パスタを茹でる時間内でつくる料理」シリーズです。
日時:2015年4月29日(祝) 13:00〜
会費:5.000円(材料費、飲食代込み)
持ち物:エプロン 筆記具
内容:パスタをゆでる深鍋に水を張り火にかけた瞬間から、1から料理をスタート、パスタが茹で上がるまでの間にパスタソースと肉料理をつくります。
ただし、それだけだと30分もかからずして終わってしまうので、他に時間をかけてもう一品、そしてドルチェもつくります。
参加申し込み、お問い合わせは【contatti】お問い合わせフォームからどうぞ。
Posted in 2015年 |
2015年4月 料理教室再開します【パスタを茹でる時間内でつくる料理シリーズ】参加者募集 はコメントを受け付けていません | 4月 9th, 2015
【秋のリストランテ・リッツ、戦闘開始】

毎年、スーパーや八百屋の店先で新栗を見かけると、何を誰と競うわけでもないのに頭の中で「よーい、ドン!」のピストルが鳴ります。そんな栗バカ、ひいては秋バカのRistorante Ritzの「ハイシーズン」が今年も始まりました。今日の料理教室では、まずはせっせと栗剥き、そして裏ごし。アンティパストはパプリカのグリルで手を抜きつつ、栗がゴロゴロ入ったリゾットに、コニャックに漬け込んだマスカットと鶏肉のソテーと、秋一色。とどめは栗のどっしり感が半端ないプリン。さあ、これから11月いっぱいまで、思いっきり駆け抜けるぞ。
Il menu本日のメニュー
Peperone con salsa di tonno cremoso
パプリカのグリル ツナのクリームソース添え
Risotto di funghi misti,castagne e gamberetti
いろいろキノコと栗と小エビのリゾット
Pollo con uva
コニャックにつけ込んだマスカットと鶏肉のソテー
Budino di castagna
和栗のプリン
Posted in 2014年 |
2014年9月の料理教室から はコメントを受け付けていません | 9月 29th, 2014
【真夏の夜の料理教室】

受験生を抱えるためイタリア行きがしばらくお預けになることへの雪辱をまるで料理教室で果たすかのごとく、例年はまるまる夏休みを頂戴する屋根裏部屋の灼熱リストランテ・リッツもこの夏は夕方からのサマータイムでフル稼働。「裸みたいな格好できてね」のお願いに快諾してくださった方々が毎週のごとく集いました。人だけではありません。8月初めの料理教室には、山形からイタリアナスが、イタリアからトリュフオイルが続々と駆けつけてくれたおかげで、シチリアのマンマに習ったナスのカツレツが、ウンブリアの夏の風物詩ノルチャ風パスタが、不自由なくおいしく再現できたという幸せ。これで12年ぶりにイタリアに行かれない夏も、乗り切れそうな気がしてきました。



さらにもうひとつ嬉しいことが。学生時代に途中退部したまま顔向けできなかったスキー部の先輩が風の便りに私の近況を聞いて、なんと料理教室に参加してくれたのです。今はヨーロッパ食材の輸入会社をやっていらっしゃる先輩、改めて新たなご縁が築けそうでこれまた嬉しい限り。思いも寄らぬ人との四半世紀ぶりの再会をもたらしてくれる、こんなときリストランテ・リッツを続けて来てよかったなと改めて思います。
Il menu
本日のメニュー
Cotoletta di melanzane
ナスのカツレツ
Strangozzi(Chitarra) alla Norcina
ノルチャ風パスタ・ストランゴッツィ
Pollo con limone
鶏のソテー レモンクリームソース
Semifredo di mascareopone
マスカルポーネのセミフレッド
Posted in 2014年 |
2014年8月の料理教室から はコメントを受け付けていません | 8月 29th, 2014
【梅雨にも負けず、季節外れのトルテッリーニ】

本日の料理教室はそれぞれ内輪の2チームの合体編成。初対面同士のはずなのにまたしても共通の知り合いが次々に発覚。毎回のごとく起こるこうした現象、リストランテ・リッツの自慢の一つかもしれません。初参加の方が多い今回は、リクエストにお応えして、季節外れのトルテッリーニを、全員でよってたかって汗かいて(苦笑)作りました。
Il menu
本日のメニュー
Clafoutis di verdure
野菜のクラフティ風
Tortellini in brood fuori stagione
季節外れのトルテッリーニ・イン・ブロード
Stufato Piemontese
ピエモンテ風角切り肉の煮込み
Parfait di mandorle
アーモンドのセミフレッド
Posted in 2014年 |
2014年6月の料理教室から はコメントを受け付けていません | 6月 29th, 2014
【Tanti auguri a noi!】

毎年5月末は、双子座B型同士の姐御と、イタリア仲間を強制的に招集して誕生日を前祝いしてもらうという極めて自分勝手な料理教室を開催しています。おまけに手打ちキッターラづくりという強制労働つき。そして皆さまからは、バラにケーキに貴重な赤ワインに…。ありがたき幸せ。これで誕生日当日がどんなに地味でも文句言いません。感謝。


il menu
本日のメニュー
Pure di cavolfiore con le cozze
ムール貝とカリフラワーのピュレ
Chittara alla Norcina
手打ちキッターラのノルチャ風(黒トリュフ)ラグー
Scaloppine alla Bolognese
牛肉のボローニャ風ソテー
Panna cotta Piemontese con fragole
ピエモンテ風パンナコッタ 苺添え
Posted in 2014年 |
2014年5月の料理教室から はコメントを受け付けていません | 5月 29th, 2014
【3月1日 春です。女の季節です】

ハマグリと菜の花たっぷりの、題して「ひな祭りリゾット」を始め、春づくし料理教室。あしながおじさま差し入れのミモザの花と美味しいワインで一週間早いfesta della donna(女性の日)をイタリア仲間とお祝い。世界中どこでも春って女の季節ですね。


Il menu
本日のメニュー
Ribollita
名残の黒キャベツでリボッリータ
Risotto di Hinamatsuri
ひな祭りリゾット
Pollo alla cacciatora~versione Umbra~
ウンブリア風鶏肉のカッチャトーラ
Torta di fragole con crema
苺のカスタードタルト
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2014年3月の料理教室から はコメントを受け付けていません | 3月 4th, 2014
【2014年2月23日 Omaggio per le verdure invernale イタリア冬野菜へのオマージュをこめて】

今日の料理教室は、イタリア冬野菜へのオマージュを込めて。イタリア野菜の黒キャベツは、イタリアの冬の家庭料理リボッリータにはなくてはならない野菜。まるでワニの表皮のようなごつごつとした見た目、しかも生で食べるとこれほど苦い野菜が有るものかってほど苦いけれど、ぐつぐつ煮込むとそれはそれは滋味あふれるマンマの味に変身します。トレヴィーゾの名物、ラディッキオのリゾットも、ラディッキオ・ロッソというイタリア野菜があってこそ作れる一品。山形の「かほくイタリア野菜」さんが、おいしいイタリア野菜をどんどん世の中に送りだしてくれるようになったおかげで、今まではなかなか再現できなかったイタリアの田舎の食卓を、こうして日本の小さな食卓でも再現できるようになって嬉しい限りです。

il menu 本日のメニュー
Ribollita リボッリータ
Risotto di radicchio rosso treviso トレヴィーゾの赤ディッキオのリゾット
Pollo con olive nere 鶏の黒オリーブ煮込み
Panna cotta Bolognese ボローニャ風パンナコッタ
Posted in 2014年 |
2014年2月の料理教室から はコメントを受け付けていません | 2月 25th, 2014